皆さんこんにちは!
有限会社宮本造園の更新担当の中西です!
造園の仕事というと、木を剪定したり、庭をつくったり、植栽を整えたりする仕事をイメージする方が多いと思います。
もちろん、木の種類を見極める知識や剪定技術、植栽の配置を考える感覚など、専門的な技術は欠かせません。
しかし、実際の現場で「仕事が丁寧な会社」「安心して任せられる職人」と感じてもらうためには、技術以外の部分もとても重要です。
道具を整える。
作業場所を整える。
予定を整える。
材料を整える。
そして、作業後の現場まできれいに整える。
こうした「仕事の整え方」が、仕上がりや安全性、お客様からの信頼に大きな差を生みます。
今回は、造園の仕事において大切にしたい「仕事を整える」という考え方についてご紹介します。
造園の仕事では、作業を始める前に現場全体を確認することが大切です。
剪定する木だけを見ればいいわけではありません。
周囲に車が停まっていないか。
人が通る場所はどこか。
枝を落としたときに危険な場所はないか。
脚立を安全に置ける場所はあるか。
隣の住宅や道路との距離はどうか。
こうした部分まで見てから作業を始めます。
➡ 良い仕事をするためには、「どこを切るか」だけではなく「どう安全に作業するか」まで整えておくことが重要です。
造園では、剪定ばさみ、刈込ばさみ、のこぎり、草刈機など、さまざまな道具を使用します。
必要なときに必要な道具が見つからなければ、作業が止まります。
また、切れ味の悪い道具を無理に使えば、余計な力が必要になり、仕上がりにも影響することがあります。
そのため、
✅ 使用前に状態を確認する
✅ 作業内容に合った道具を準備する
✅ 使用後は汚れを落とす
✅ 決めた場所へ戻す
といった基本が重要です。
良い職人ほど、道具の扱いも丁寧です。
剪定作業では、切った枝や葉が次々と発生します。
そのまま足元へ置いていくと、作業スペースが狭くなり、つまずきや転倒の原因になることがあります。
また、お客様が生活している住宅の庭では、通路をふさいでしまう可能性もあります。
そのため、
剪定する人。
枝を集める人。
運び出す人。
それぞれが連携しながら、できるだけ作業場所を整理していくことが大切です。
「最後にまとめて片付ければいい」という考えではなく、作業をしながら少しずつ整えることで、安全性も作業効率も高まります。
造園の現場では、刃物や機械を使うことがあります。
さらに、脚立を使って高い場所で作業することもあります。
だからこそ、足元や周囲の整理は非常に重要です。
剪定ばさみを置きっぱなしにする。
コードや資材が通路に出ている。
切った枝が足元に積み重なっている。
こうした状態では、事故につながる可能性があります。
特に作業に慣れてくると、
「このくらいなら大丈夫」
と考えてしまいがちです。
しかし、安全な仕事を続けるためには、毎日の基本を省略しないことが大切です。
造園の仕事では、人が作業しやすい環境を整えるだけではなく、植物そのものの状態を見ながら作業する必要があります。
木によって適した剪定方法は違います。
時期によっても扱い方が変わります。
見た目だけを優先して必要以上に枝を落としてしまえば、樹木に負担がかかることもあります。
だからこそ、
「どの枝を残すか」
「どこまで剪定するか」
「今の季節にこの作業をして問題ないか」
を考える必要があります。
造園では、整えることと切りすぎることは同じではありません。
植物がこれからどう育つかまで考えて作業することが大切です。
住宅のお庭で作業する場合、お客様の生活空間に入らせていただくことになります。
そのため、
挨拶をする。
作業内容を説明する。
大きな音が出る場合は伝える。
車両や出入りについて配慮する。
こうしたことも大切です。
剪定の仕上がりが良くても、
「何も言わずに作業が始まった」
「庭が汚れたままだった」
となれば、満足度は下がってしまいます。
技術と同じくらい、安心して任せてもらえる対応を意識することが重要です。
造園は屋外での仕事が中心です。
そのため、天候によって作業条件が変わります。
雨。
強風。
猛暑。
寒さ。
雨で足元が滑りやすい日に、晴れの日と同じように動くことはできません。
強風の日には、高所作業や枝の落下にもより注意が必要です。
夏場には、水分補給や休憩を意識する必要があります。
「予定通り進めること」だけを優先するのではなく、その日の環境に合わせて安全な仕事を選択することも大切です。
造園の仕事では、作業後の仕上がりが非常に重要です。
木がきれいになっていても、地面に枝葉が散乱していたらどうでしょうか。
お客様から見れば、
「まだ工事が終わっていない」
と感じるかもしれません。
そのため、
✅ 切った枝を回収する
✅ 落ち葉を掃除する
✅ 道路や通路を確認する
✅ 道具を残していないか確認する
ところまで丁寧に行います。
作業前よりきれいな状態で帰る。
それくらいの意識が、プロの仕事につながります。
造園の仕事では、完成した庭や剪定された樹木が目に見えるため、仕上がりは非常に大切です。
しかし、お客様が見ているのは完成形だけではありません。
道具を丁寧に扱っているか。
周囲に気を配っているか。
作業中の現場が整理されているか。
最後まできれいに片付けているか。
こうした部分も会社の印象になります。
仕事を整える。
現場を整える。
植物を整える。
そして、お客様が気持ちよく過ごせる空間を整える。
それが造園の仕事です。
私たちも、一つひとつの基本を丁寧に積み重ねながら、安心して任せていただける造園工事を目指していきます。